参考:PC・タブレット・スマホでインターネットを利用する際の注意事項
ますます便利になり、あらゆる情報を集めたり、世界中の人たちとつながったりできるネットの世界ですが、便利の裏には、多くのキケンもあります。使う上での注意事項(あらためて言うこともないことばかりですが)を書いておきます。
1. 「世界中」で見られるインターネットでのやり取りは自己責任。誰が見ているかわからない。
→「日本語なら読めないだろう」と別の国の人の悪口を書いて、大バトルに発展。
ビジネス揺るがすネット炎上 「ノットミー」に潜む危険 (イタリア高級ブランドドルチェ&ガッバーナの中国向け動画で炎上)(日本経済新聞 2018年12月8日)
2. ケータイやスマホは、使い方や使う場所にも注意。特に今、「歩きスマホ」には注意。
→ 運転中・自転車走行中に使うと罰せられる。自動車事故や、電車のホームからの転落事故も増えている。
3. 個人情報の公開や、写真、動画などの発信は慎重に。 送ったら、二度と取り戻せない!
いったん送ったメッセージ・画像・動画は原則削除できない。削除しても、その前にどう拡散したかわからない。Line, Twitter, Facebookでの不用意な発言や画像の送信から、学生が退学になったり、社長が辞任に追い込まれたり、芸能人が大変なことになったりする例が続出している。就職試験の際、会社が応募者のFacebookなどを調べて不適切な書き込みや画像をみつけ、不採用とする事例も出てきているらしい。10年以上たって忘れた頃に、困った写真が出てくることもある。写真の位置情報から場所が特定されてしまうこともある。
4. 危険な(一見安全そうな)サイトに近づかない、利用しない。ウィルスメールにも注意。
新手のウイルスは続々と登場し、トラブルも次々と発生している。
5. ネットの情報は、必ずしも信用できない。
「18歳女子です。友達になってね、会ってくれる?」というウソの情報を、誰でも発信できる。
6. 著作権、肖像権を侵害しない
コピペしてレポートを作成しない、友人と撮った写真や動画をFacebookやYouTubeやInstagramやTikTokなどに掲載する際は、承諾を得ること。
7. ウイルス対策はしっかり、コマメに。
ID・パスワード、USBなどもしっかり管理。無線LANの情報セキュリティにも注意(気付かないうちに情報を盗まれるかも!)。
FacebookのザッカーバーグCEOも一時、SNSアカウントを乗っ取られています (RBB Today-2016/06/06)
8. 「スマホ依存」の人々が、世界のあちこちで増加。
スマホ依存の怖さ痛感!ソフトバンク通信障害で長嶋一茂「このままで大丈夫か」(J-Cast News 2018/12/7)
9. まだネットリテラシーが身につかないうちにスマホを持つ子どもたちは・・・
「学校のいじめ、9割はLINEを介して」 (Asahi 2017/7/22)
10. オンライン会議・オンライン飲み会に使われているZOOMやMEETも、セキュリティには問題がありそう・・
11.技術はますます高度化しているが(WiFi、3D、AR-仮想現実など)、利用者を被害から守る制度や仕組み、リテラシー教育、身体(目、手、肩、悪い姿勢、睡眠)・心理的影響、脳への影響、電磁波の影響についての研究は遅れている。
→ 使うのはほどほどに、が無難。